設計の思い
日常の小さなことも
大切に
設計課坪野 藍ai tsubono
どんなことでも話してほしい
注文住宅チームで設計の仕事をしている私が一番大切にしているのは、お客さまとのコミュニケーションです。暮らしの上で少しでも気になっていることや、こうだったらと思うことは、気軽に何でもお話しいただきたいと思っています。毎日の生活は、そういう小さなことの積み重ねだと思うのです。日常のことこそ、とても大切。私自身、新しい住まいでのご家族の毎日を想像しながら、コンセントはここでいいだろうかとか、ここに座ったらお子さまの姿が目に入るかなとか、一つひとつ想像して図面を描いています。
リノベーションの経験が力に
私は現在の仕事の前に、リノベーションのプランニングに携わっていました。「ここが不便」とか「ここを直したい」というお話をたくさん伺ってきたので、暮らしやすい間取りや動線、使いやすい設備の選択などについては、そのときの経験も活かしてお客さまにいろいろなアドバイスをさしあげることができると思っています。また、私はしばらくキッチンメーカーにも在籍していました。今キッチンはご家族の暮らしの中心にあり、コミュニケーションが生まれる一番大切な場所と言ってもいいと思います。キッチンからつながる空間をどう計画するか、その点でも私の経験がお役に立てばと思います。
イメージをわかりやすく伝える
もう一つ私が大切にしているのは、お客さまとの間でお互いのイメージをしっかりと突き合わせて一致させていくこと。言葉だけではすれ違ってしまうこともあります。お打ち合わせの時には、お客さまがイメージしにくいところをスケッチで描いて「こんな感じですね」と見ていただいたり、着工後も工事現場で実際の仕上がり具合などを見ながらお客さまと確認するようにしています。
これからも、お客さまに「この設計で良かった」と言っていただけるよう、心を込めて設計していきます。
設計課坪野 藍